2012-05-22

自身に割り振られている時間を有効活用するためには


 少し長いタイトルですが最近、私に割り振られるタスクは一つではなく複数をまたぐものになってきました。フリーをはじめある程度プログラマやデザイナーといった職種で活躍されている方は複数のプロジェクトを横断して受け持っているということは往々にしてあると思います。
 そこで大事になってくるのが時間の管理の仕方です。私自身もようやく時間管理に対する意識を持つようになり、自分に合った時間管理の方法を模索する毎日です。
 今回はこれが正解!というわけではないですが私自身が今現在、効率よく作業を進めることができる時間管理の術を記載させていただきます。



24時間という時間は増やすことも減らすこともできない。

 当たり前といえば当たり前ですが気が付けばないがしろにしてしまうこの概念。現状、3次元に生きる私たちはそれ以上の次元を操作することができません。(時間軸や次元などの話まで言及すると膨大な量になりますので省きます。。。)そのため時間という次元は私たちの都合で増やすことも減らすこともできず、すべての人にその日の始まりに24時間与えられ、最後には24時間消えてしまいます。
 まずはこのことを意識することから始めました。というのもこのことを意識しないときは時間を気にせずだらだらと作業を行ってしまい、気が付けば。。。という状況が多々ありました。この1日の時間が24時間しかないという意識を強く持つことにより、始まりと終わりの意識はもちろん。安易に明日へ持ち越すということが減ってきたのです。


この作業に何時間ではなく時間の枠を確保してその中で作業優先度を決める。

 よく開発現場であるのは「この機能の開発にどれくらい時間かかる?」というのがあります。スケジュールを立てる際にはしょうがないことだと思いますし、見積もりや工程管理で必要になるとは思います。しかし作業者レベルに落として考えたとき「この機能の開発にどれくらい時間かかる?」という考え方はあまり決めたとおりにならないのがほとんどです。実際私の経験上、ある作業に対してこの時間までかかると決めましたが、実際作業を始めると不確定要素の考慮が足りず、エラー発生への対応はもちろん別の人からの横やり作業などでどんどん時間が占領され、最終的には予定していた時間になっても本来の作業が終わらず、モチベーションが低下してさらにだらだらとした作業につながる傾向にあります。


この時間にこれをやるのではなく「この時間枠でこの優先度が高い作業から始める」

 今現在は時間の枠を作った際に作業を入れることはほとんどしていません。代わりにカテゴリわけしたToDoを作成しある時間枠ではこのToDoを優先度の高い順に作業を行うというように時間の枠に作業を関連付けることを意識しています。この時間枠では別のToDoを。という意識で作業を進めるのです。ここで重要なのは作業の開始終了の基準はあくまで時間ということです。
 たとえば今から3時間はカテゴリAのToDoを優先度の高い順から始める。その次の1時間はカテゴリBのToDoを作業量が軽い順に進める。この時に3時間たってカテゴリAの作業を行っていたとしてもカテゴリBの作業に移るようにします。
 ここで作業が中途半端だったとしても時間軸でのメリハリがつけられているため後の作業に引きずることなく、むしろ後に再構築する時間枠に関連付けることで効率化を図りますし、決めたことができなかったというモチベーションの低下につながりにくくなっています。(このモチベーションについてはあくまで私的な意見です)


課題として「終わらないままになりかねない」こと

 さてこの時間枠を基準にした作業の進め方なんですが時間を基準に考えるため、時間が終わったら作業が中途半端なままでも終わるのか。という課題に当たります。今のところ作業が締め切りまでに終わらないというのはなく、むしろ以前と比べ効率的に作業を進めることができているので問題にはなっていません。
 ただしこの時間管理をある一定水準のプログラムへと昇華させるとなったときにはこの課題も克服できるよう考えないといけないかなという思いです。


 ほかの方の作業効率化についてはいろいろ聞いてみたいところではありますがそれはまた別の機会に。。。
 
 
 この作業の進め方は長期的というよりは1日単位とか短期的な作業の進め方としては私にとってあっている方法なので記載させていただきます。

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