2012-05-30

Webの今を考えて収益モデルを観察してみた。

 国内でよく耳にするようになった「フリーミアム」という言葉。これはサービスを受ける際に基本的な機能はフリーで受けることができるけどある一定以上のサービスはお金を払ってから受けてください。という仕組みで今のSNSサービスのほとんどはこの仕組みを採用しているのではないかと思われる。
 現に先日放送されたカンブリア宮殿でも、ニコニコ動画はフリーミアムという仕組みで黒字化できたと解釈できるような内容だった。







実は効率的な収益を見込めるのか?

 このフリーミアムという仕組みを考えたとき、今までやってきた月額いくらのサービスよりも安定的に収益を見込めるのではないかと思いました。つまり幽霊会員といわれる存在に頼るよりはミレニアム会員に目を向けたほうがいいのではないかということ。(ただしカンブリア宮殿でニコニコ動画は幽霊会員をとりこむ旨の発言をしていた。)
 私自身今はこのフリーミアムがいいと思われる理由は一つで俗に言われる「利益の8割を打ち出しているのは2割の顧客」という黄金比率から、レスポンスを望めない幽霊会員よりは利益の大半を担っている2割との会話を優先するほうがサービスの質向上につながりやすいかなと安易に考えています。


今後新しい収益モデルを打ち出すのどこか。。

 Googleが広告収入という収益モデルで成功を示し、日本の企業が月額サービスでガラパゴス的な収益モデルを作り出し、フリーミアムという形に進化させ海外企業にまで影響を及ぼした。までを考えて次にどのような収益モデルが出来上がるのかと高い好奇心があります。
 今のところfacebookに高い注目が集められているようですが私もfacebookには好奇心を持っています。今現在Googleの牙城を崩す存在だと思いますしSNSという新たなWebへの付加価値を作り出した企業として大きな存在になっていると思います。
 そんなfacebookがどのようにして収益を上げていくのかということには非常に興味があり、期待すらしています。


facebook以外が台頭する可能性も。

 もちろんこの可能性も否定できない事実であってMicrosoftやGoogleが永遠でなかったように(Googleはまだ期待はしてますし負けているわけではないですが。。。)facebookもこのまま続くとは思えません。それは今のWebの世界が完ぺきではないと思いますし独占できるほどの技術を持った人がいるとも思えないからです。仮にいたとしてもその人の考える思想や思考についていくことができないと思います。


 つらつらと独断偏見をまぶした考察を書いてきましたがfacebookが次の新しい付加価値を作り出す可能性が高いと思います。また「この解釈はどうか?」や「いや実はこういう情報があるんですよ」というのがあればぜひ意見などをいただきたいと思ってます。その際はぜひよろしくお願いいたします。

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