2012-06-06

ノマドするクリエータ。最近のコワーキング事情をぼやいてみる。

 去年あたりからぽつぽつと出始めて新しい働き方となりつつある「ノマドワーカー」そしてそんなノマドワーカーが活動しやすいよう場を提供するいわゆるコワーキングスペース。関東を中心にコワーキングスペースが提携したりコミュニティを広げる活動を促進したりと何かと活動が見えるカテゴリではないかと思います。
 ネットや書籍をはじめテレビにも取り上げられるようになり、ますます賛否両論な意見が出ている中で私も少しぼやいてみようかと思います。ちなみに私は完全なノマドワーカーではありません。。。コワーキングスペースなどに興味はあるものの家の中で作業は完結できる現状でもう少しメリットを見いだせるようなことがないか観察しています。というより地方なので気軽に行けるということができないのでやきもきしている感情もあります。。



そもそもコワーキングスペースは必要か!

 ネットで検索してみて関東にあるいくつかのコワーキングスペースを提供しているカフェなどを見てみると月額という文字が目につきます。月々だと高いように見えるけど日割り換算するとお得です。みたいな売り文句も見えなくはないのですが、そもそもコワーキングスペースに毎日入り浸るかといえば甚だ疑問で、ノマドという言葉に反するのでは?というのが正直な感想です。
 個人的には基本的な作業は家で行い、少しブレークタイムを挟みたい。や環境を変えて思考を切り替えたい。と感じるときにはコワーキングスペースは有効だと思います。カフェもありかと思いますが、周りの環境的にゆっくりくつろいでいる人やいちゃついているカップルたちの中でカタカタと打つキーボードの音や仕事の話声は耳障りだと思い、そういったことを考えるとコワーキングスペースはとても便利な場だとは思います。


コワーキングスペースの必要性って?

 コワーキングスペースを利用する際の最大の利点は「新しいコミュニティの発掘」にあると思います。
 ただこれは全員が全員出会いを求めているとは思いませんし、作業のみに集中したい人は中にはいると思います。そういった人に声をかけたり名刺交換をしたりしても気分が悪いだけです。
 しかししかし、私のように新しいビジネスのコミュニティを発掘したいけどどういった場に赴けばいいのか?とか外の世界の人とコンタクトを取りたいけどどうすればいいのか?などといった悩みを抱えている人にとってはコワーキングスペースというあらかじめ同じような思考の人間がそろう場が用意されるのは歓迎することかなと思います。
 現に独学で勉強しビジネスに対して向上心を持ったクリエーターやエンジニアは多いけど、勉強会やイベント、コミュニティに積極的に参加している人が少ない。というアンケート結果があるようにある一定の世界に踏み出したいけど右往左往してしまって悩んでしまうグレーゾーンの人たちはこのようなコワーキングスペースという場はものすごく便利な場なのではないでしょうか。

今後、このような場所が増えることを期待してます!

 やはり商売が絡んでくる以上、単純に増えていくことは難しいと思います。なのでこのようなコワーキングスペースといわれるような場を国、県、市で盛り上げてもらうことをものすごい期待してます。(確か活動しているとこもあったっけ??)
 というか私が今住んでいる福岡市!「福岡をシリコンバレーに」と言っているのだから図書館的な感覚でこのような場を作ってほしい。。。もう今ある図書館の中にスペースを設けてネット環境や周辺機器をある程度揃えてしまえば資料は図書館から調達して自宅からノートPC持っていって作業をやって。。。そこにいる人たちでイベントを立ち上げたりとか。。。少し妄想してしまいました。。。申し訳ないです。
 地下鉄にwifi通して利用できるようにしたりとなんかしら活動をしているようなので期待はしているものの中々難しいのかなと勘ぐっています。
 
 今は情報のオープン化によりさまざまな敷居が低くなりつつあるので私のような人間でも外の世界を触れることができ、尚且つビジネスに積極的に参加できるような場があればいいかなと期待しています。

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